ライブ情報

ジョン･コルトレーンはわずか40年間という短い生涯ながら、現在もジャズのみならず多くの音楽ファンを魅了し続け、没後５１年経った今も雑誌の表紙を飾るなど、褪せることなく輝き続けるレジェンド。そのコルトレーンが絶頂期の1963年に吹き込んだ音源が、録音から55年の時を経て『Both Directions at Once: The Lost Album』（邦題：ザ・ロスト・アルバム）として、なんと今年6月29日に発売されました。音源の発見は事件として、世界に驚きを与えました。そして、このアルバムは“奇跡のアルバム”として発売以来の大きな反響を得ています。RAGで毎年開催されているコルトレーンナイト。その主宰者であるドラマーの石田博嗣氏より今回のライブへの抱負が届けられました。石田博嗣氏メッセージ今回のコルトレーンナイトは、コルトレーンの55年もの間眠っていた『ザ・ロスト・アルバム』の楽曲を生演奏で再現することに挑戦します。そのメンバーには、コルトレーンカルテットのドラマーエルビンジョーンズと競演を重ね、エルビンからコルトレーン・スピリットを継承されたサックス・高橋知己氏なしでは得られません。そして、1961年に加入したエリック・ドルフィー、1966年に加入したファラオ・サンダースが加入してコルトレーンバンドはクインテットになりました。バスクラリネットやフルートはドルフィーの、サックススタイルはファラオ的に演奏できる竹内直氏も無くてはならないプレイヤーです。コルトレーンは、自分と異なる個性をバンドに引き込み、自分を鼓舞していたと考えています。なので、私のコルトレーンナイトではサックス二人を迎えて演奏しています。そして、関西在住のピアニスト河野多映とベースの畠山令。コルトレーンナイトバンド27年の実績を披露できればと思います。是非、お越しください。※ゴールド会員価格でのご購入はお一人様1枚までとなります。※会員チケットのご購入には会員番号の入力が必要です。